


本記事は2020年12月の情報となります。最新の料金・サービスについては公式HPをご参考ください。
本記事の内容
- DMM WEBCAMPのサービスとカリキュラム
- DMM WEBCAMPで成長するためのポイント
- DMM WEBCAMPのカリキュラムを他社と比較
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は大手IT企業勤務の30代のシステムエンジニアです。
・システム開発歴7年以上、プロジェクトマネジメント歴5年以上
・プログラミング歴8年(c++,java,bash,pythonなど)
・プログラミングのコーチングアシスタント経験あり
・情報処理試験(応用情報、DBSP)を保有
・AIを活用したシステムの特許3つ認可済
「DMM WEBCAMPのカリキュラムはどんな感じなのか?」「プログラミングスキルは習得できるのか?」というテーマで話したいと思います。
まず最初に結論を言ってしまうと、DMM WEBCAMPのカリキュラムは実践形式でプログラミングスキルを習得できます。
実際にDMM WEBCAMPのカリキュラムには現役SEの僕が見ても実務のようなカリキュラムがあると感じました。
しかし、実践形式のカリキュラムであるがゆえに、成長できる人と成長できない人に大きな差がでるといえます。
本記事では、現役SEの僕の経験内容も踏まえて、DMM WEBCAMPのカリキュラムはどのような形式か?受講して成長するために必要なポイントは何か?について解説します。
DMM WEBCAMPのサービスとカリキュラム
DMM WEBCAMPには3つのサービスとそれぞれのカリキュラムが設定されています。
こちらについて以下の図にまとめてみました。
DMM WEBCAMPでは主に3つのSTEPでのカリキュラムが組まれています。
DMM WEBCAMPの学習STEP
STEP1:基礎学習
プログラミングの基礎学習。課題の内容をプログラミングでクリアしていく
STEP2:チーム開発
少人数(3~4人)のチームで開発。実務と同じような実践的な内容
STEP3:ポートフォリオ制作
自身の考えた仕組みをプログラムで実現。学習成果を自分の作品として制作する
それぞれのステップについて、具体的にどのような学習内容となるのかを解説します。
STEP1:基礎学習
STEP1ではプログラミングの基礎学習を行います。
例えば、「そもそもプログラミングって何?」「どうやってプログラムを書けばいいの?」という状態から、課題を1つ1つクリアしてスキルを習得します。
DMM WEBCAMPは受講者の97%が未経験者であることから、1からプログラムを学習できるようにカリキュラムが組まれています。
なお、学習順序やカリキュラムの分かりやすさはプログラミングスクールごとに異なりますが、基本的な部分は共通的な内容だと思います。
DMM WEBCAMPの全サービスで共通して学習できる内容になります。
実際にプログラミング学習手順は以下のような図となります。
①各テーマごとの学習
プログラミングの基礎を学習するためには、各テーマごとに一つ一つ学習をしていきます。
今回、分かりやすいようにプログラミング学習サイト「Progate」のイメージで説明したいと思います。
ProgateのRubyコースは以下のようなカリキュラムがあり、順番にレッスンを進めることができます。
各レッスンではWEBサイトでプログラミングについての説明文を読むことができます。
②サンプルで実践してみる
説明文を読んだら、実際にプログラミングを書いて、実践してみます。
いきなり書け!と言われて、「できない!」「難しい!」と思うかもしれませんが、サンプルをそのまま使えば上手くできるので安心してください。
Progateでは、左に書いてある学習手順通りにサンプルを実行すると、結果エリアに"Hello World" と表示されます。
これでサンプルの実行が簡単にできます。
・サンプルコード
puts "Hello World"
・結果
"Hello World"
③課題を実践し、スキルを習得
サンプルの内容を理解できたら、応用編(課題)を実施します。
今回の例では、"Hello World"を"Hello Ruby"に変えるというものです。
変更前
puts "Hello World"
変更後
puts "Hello Ruby"
ここを変更するだけで、表示される内容が変わります。とても簡単ですね。
プログラミングはあなたが思っているほど難しくはないのですが、実際に学んだことを実践しなければ習得できないので、実践して習得していくことが上達の近道です。
実際にプログラミングスクールでは、より洗練されたカリキュラムで、分からないことがあったときに相談できるメンターもいるため学習スピードが早くなります。
STEP2:チーム開発
基礎力が向上したタイミングでDMM WEBCAMPでは少人数(3~4人)のチームで開発を行います。
実際の仕事でも複数名での開発を行うことが多いため、より実践的な学習ができます。
チームで開発を行うためにはメンバーとのコミュニケーションが必要不可欠です。
エンジニアとしてコミュニケーションを取ることは重要なのですが、この難しさはやってみないと分からないことが多いです。
実際に現役SEの私もチームメンバーとのコミュニケーションは非常に重要で、毎日ミーティングをするくらい重要視しています。
このチーム開発の経験はエンジニア就職・転職をしたい人にとっては有意義なカリキュラムだと思います。
なお、チーム開発には講師の人件費が高くなることから他のスクールではチーム開発を実施していないスクールが多いです。
現状、僕の知る限りチーム開発をカリキュラムとしているスクールはDMM WEBCAMPしかないと思います。
DMM WEBCAMP COMMITのみで学習できる内容です。
チーム学習の手順は以下のような図となります。
①チーム開発の役割分担
チームで開発するテーマや機能については講師の人がみなさんへお伝えします。
イメージしやすいようにyahooのショッピングサイトで例えると、以下の4つの機能を分担することになったとします。
・検索機能
・カート機能
・お気に入り機能
・注文履歴機能
あなたはチームメンバーと相談し、自分が作りたい機能を決定します。
※このとき難易度が高い機能にチャレンジしている人は技術力が向上しやすいです。
②担当となった機能を開発する
自分が担当になった機能を開発します。
STEP1で学んだプログラミングスキルを活用して機能の開発を行います。
③チーム全員の機能を結合させる
②でそれぞれのメンバーが開発した機能を結合させることでシステムが完成します。
あなたは②がしっかりできていれば、③は簡単に結合できると思うかもしれません。しかし、③の部分が一番大変です。
例えば、あなたはショッピングサイトで欲しいものがあるとき
- 欲しい商品の名前を検索する
- 欲しい商品をチェック、カートに入れる
- "1"と"2"を繰り返した後に決済する
という流れになると思います。このときカート機能が検索機能のことを全く考えていないとどうなるでしょう?
カートに入れたものがなくなってしまったり、ショッピングサイトとして成立しなくなってしまいます。
つまり、検索機能を作る人と上手く連携できないと、ショッピングサイトが完成しません。
このあたりの経験は実際の開発でもよくあることで、コミュニケーションが重要と言われる理由です。
僕はチームで連携することで、開発する経験は非常に価値がある学習だと思います。
STEP3:ポートフォリオ制作
STEP1、STEP2の経験を踏まえて、自分のポートフォリオの制作を実施します。
ポートフォリオは分かりやすく言うと、卒業制作のようなものです。
今まで「学んだスキル」×「自身の経験」によって自分の作品をプログラミングという形で表現します。
どんなサービスがあったらよいか?を自分で考えて、プログラミングというスキルを使って形にしていく。
ここで制作したポートフォリオを使って就職・転職のアピールなどを実施したりできます。
DMM WEBCAMP COMMIT、PROで学習できる内容です。
※SKILLSでは転職のサービスがないため、ポートフォリオ制作のカリキュラムはないと思いますが、作品を作りたい方は受講前の無料相談サービスで確認することをおすすめします。
①コンテンツを考える
ポートフォリオを制作するために、どのようなものを作りたいか、考える必要があります。
プログラミングを学んでできるようになったことを実際に自分で形にする。
どんなものがあったらよいか?身近なもので便利になったら良いと思うものを制作するのが良いと思います。
何を作ったらよいか分からないという人は、今まで習ったことを振り返って「制作できる機能」×「自分の興味があること」というものを作るのが面白いと思います。
またアイディアをいくつか思いついたらメンターの方に相談することも良いと思います。
②ポートフォリオを制作する
作りたいものが決まったら、実際にスケジュールを立てて、制作を実施していきます。
計画まで立ててしまえば、あとは努力していくフェーズです。
ひたすら努力してポートフォリオを制作します。
③ポートフォリオを発表する
ポートフォリオを制作したら、DMM WEBCAMPのポートフォリオを発表会に向けた準備をします。
発表会で自分が作ったものをプレゼンして、どのような工夫をしたのか?を語りましょう。
この経験は転職などでも作ったものをアピールする力が養われると思います。
このように、基礎学習~ポートフォリオ制作までをDMM WEBCAMPでは取り組むことができます。
DMM WEBCAMPで成長するためのポイント
DMM WEBCAMPのカリキュラムについてご説明しましたが、成長するためのポイントは2つあると思います。
・真剣かつ自発的に取り組む姿勢
・時間を確保すること
自発的に取り組む姿勢
厳しいことを言いますが、なんとなく年収を上げたい、楽して稼ぎたい、スキルがあれば人生楽になる。くらいの気持ちではプログラミング学習で挫折するので、プログラミング学習をおすすめしません。
いくらカリキュラムが優れていても努力がなくては、プログラミングを習得できません。
スクールに通って真剣に学習した人が高いプログラミングスキルを習得できるようになります。
逆に人生を変えたい!くらいの意思が強い人はプログラムスキルを習得し、成功する可能性が高いと思います。
時間を確保すること
DMM WEBCAMPのカリキュラムは質と量が圧倒的であるため、「忙しい」「難しい」という口コミも多くありました。
そのため、しっかりとした時間を確保できないと学習スケジュールに遅れが発生してしまう可能性があります。
場合によっては家族と相談し、理解してもらった上でチャレンジしていくなど、学習環境を整えることが成功の秘訣だと思います。
DMM WEBCAMPについての口コミ記事はこちら{DMM WEBCAMPの評判・口コミ}
DMM WEBCAMPのカリキュラムを他社と比較
主要プログラミングスクールの「テックアカデミー」や「テックキャンプ」などとカリキュラムの比較をしたところ、以下のような形となります。
他のスクールと同じ
・プログラミング基礎学習
・ポートフォリオ制作
他のスクールと違う
・チーム開発
チーム開発があることが他のスクールとの大きな違いです。
DMM WEBCAMPのカリキュラムは他のスクールよりも一歩リードしていると思います。
※DMM WEBCAMP PROやSKILLSではチーム開発はないのでご注意ください。
まずは行動してみよう!
プログラミングスクールの需要が高くなっているため、料金は年々上がっています。
(生徒数が増えていたり、現役エンジニアの教師を確保するのが大変だったりするのだと思います。)
さらにスクールのコースごとに受講人数の定員が決まっていたりと早い者勝ちになっていたりします。
あせらせるつもりは一切ないのですが、今すぐに受講したいと思ってもコースが満員のケースも多いので、早めに行動することをおすすめします。
とはいえ、大金を支払うことになるので、「事前に自分と相性の良いスクールを見つたい!」と考えているのではないでしょうか?
僕もあなたが相性の良いスクールを見つけて、納得がいく形で受講することが良いと思います。
まずは無料のカウンセリングがおすすめ
行動を起こしたいけど、相性がよいスクールの見つけ方が分からない。という方は無料のカウンセリングを受けるのはいかがでしょうか?
・プログラミングを仕事にしたいかどうか?
・どんなキャリアを歩みたいか?
・プログラミングスクールと相性が良いか?
などをプロの講師と相談してから受講を決めるのがよいと思います。
また多くのプログラミングスクールで無料のカウンセリングを実施しているので、2~3社ほどカウンセリングを受けて決めることがよいと思います。
まとめ
今日があなたの人生で一番若い日です!
現状に不満などがあるなら是非チャレンジしてみてください。
本記事は以上です!!